Webデザイナーになるための勉強方法って、どんなものがあるんですか?
Webデザイナーになるための勉強方法って、どんなものがあるんですか?
どんな方法が自分に合っているか分からなくて、なかなか勉強に取り掛かれません…。
それぞれのメリットとデメリットも教えて欲しいです!!
Webデザイナーになるための勉強方法は大きく分けて4つあるわよ。それぞれの勉強方法の紹介と、メリットとデメリットをまとめるわね。
この記事では筆者の実体験をもとに
・Webデザイナーになるための4つの勉強方法の詳細
・それぞれのメリット・デメリット
・自分に合った勉強方法
が分かります。
この記事を読めば自分にあった勉強方法が分かるから、迷わず取りかかれるようになるわ。
Webデザイナーに必要なスキルについてはこちらの記事でご確認ください。
Webデザイナーになるための勉強方法4つ
Webデザイナーに転職する際に必要な知識・スキルの主な勉強方法は以下の4つです。
- オンラインスクール
- 通学スクール
- 職業訓練
- 独学
どの方法でもWebデザイナーになるために必要な知識やスキルを習得することが可能です。
が、できるだけ自分に合った方法で学習を進めましょう。
自分の性格や環境に合わない方法で勉強を進めると、挫折してしまう確率が高くなるからです。
それぞれのメリット・デメリットを知り、「これなら学習をやり遂げられる!」と思える方法を見つけて取り組むことが大切です。
ここからは、4つの学習方法のメリットとデメリットを解説します。
それぞれの勉強方法のメリット・デメリット
オンラインスクール
オンラインスクールは、自宅など、場所を選ばず受講が可能です。最近は種類が多くなっていて、WebデザインだけでなくコーディングやWebディレクターなど、細かい部門ごとにコースを選べるスクールもあります。
オンラインスクールはスクールによって授業の進め方に種類があるので、そこについても解説します。
オンラインスクールのメリットは以下の通りです
オンラインスクールは名前の通りオンラインで学習できるので、自分の好きな場所、好きなタイミングで受講出来るというメリットがあります。
例えば現在働いていて決まった時間の確保が難しい、交通手段の関係でスクールに通うのが困難、という人でも、必要な環境さえ整えられれば受講が可能です。
また、コースが複数あるスクールが多く、受講期間も最短1ヶ月からと短いものもあるため、短期間で集中的に学習したいという人にもオススメです。
オンラインスクールは、スクールごとに授業の進め方が様々です。
分からないところを質問すればリアルタイムに答えてくれる場合と、回答までにタイムラグがある場合があります。
これについてはチャットやビデオ通話で受け答えしてくれるスクールを選べば解決します。
また、メンターがついて学習進度をコントロールしてくれるスクールを選べば、怠けて途中で放り出す心配もないでしょう。
一括りにオンラインスクールといっても、授業の進め方に種類があります。
次の項目では大きく3つの種類を説明します。
オンラインスクールの授業の進め方3種
種別 | 特徴 |
---|---|
個別指導型 | 受講生1人に対し講師1人のマンツーマン指導。 |
自習型 | 主に個人で動画教材やWeb講義の視聴が中心。 多くの場合は講師のサポート付きだが、完全に自習のスクールもある。 |
集団授業型 | 複数人の受講生で講義を受講するタイプ。生配信・録画配信がある。 |
それぞれの特徴は次の通りです。
個別指導型
個別指導型はメンターが受講生にマンツーマンで付いて指導してくれます。
二人三脚で学習を進めていくため分からないところを質問しやすかったり、オンラインスクールの中では途中で挫折する心配が一番少ないと言えるでしょう。
他の2つのタイプに比べると料金が高めである場合が多いですが、その分しっかりとした技術をメンターから吸収できるというメリットがあります。
自習型
自習型はわからないところがあれば講師に聞いたりフィードバックを受けられるサポートがあるスクールと、講義動画などの教材を購入したあとは自分で学習を進める教材買い切りのスクールがあります。
ただし、多くのスクールは講師のサポートありのタイプを採用しています。
講義内容の買い切りタイプはサポートしてくれる講師がいない代わりに比較的安価な場合が多いですが、一度教材を買ったあとは自分で学習を進めていくことになります。
締め切りもなくメンターもいないので、一人で学習を進めるのが心配な人はサポートありのスクールがオススメです。
集団授業型
集団授業型は複数人で同じ講義を受講する方式です。
リアルタイムで受講するタイプと録画の講義を視聴できるタイプに分かれます。
リアルタイムでの受講は講師に質問などができるメリットがあります。
録画の講義を視聴するタイプはその場では質問できない代わりに、何度も繰り返し講義を視聴できる他、好きな時間に学習できるメリットがあります。
ただしリアルタイム受講のタイプでも、講義が録画されている場合は後から見返すことも可能です。
オススメのオンラインスクール
宅で学べるオンラインのプログラミングスクール【TechAcademy】
テックアカデミーは完全オンラインでWebデザインやプログラミングを学べます。
オンラインスクールの最大手で、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
「WebデザインやWebに関する勉強をしたいけど、どのコースを受講すれば良いか迷ってしまう」
という人のために、オススメコース診断を受けることができます。
コースも多くプログラミングの無料体験が受けられるので、デザインだけでなくコーディングのスキルも身につけたいという人にとっては特にオススメのスクールです。
受講期間も4週、8週、12週、16週と選べるため、転職までの期間やライフスタイルに合わせての受講が可能です。
また、金額面でも他のスクールと比べてリーズナブル。
料金が安いとサポート面が心配、と思う方もいるかもしれませんが、メンタリングやチャットサポートもあるので安心して受講できます。
スクールの詳細、説明会動画はこちら
通学制スクール
通学制のスクールは、校舎があり、そこに通学し授業を受ける形式です。
一回の受講時間が平日で2〜3時間など、1日あたりの学習時間が短く設定されているスクールもあります。
多くの通学制のスクールではオンラインスクールと同じ様に、コーディングやWebディレクターなど、デザイン以外のスキルを身につけるためのコースも選択できるようになっています。
通学制のスクールは、講師や同じカリキュラムの受講者が同じ空間で学習するため、いつでも質問できたり受講者同士で仲間を見つけられるというメリットがあります。
また、ネット環境やパソコンなどの設備を利用できるスクールであれば、自宅に安定したネット環境が無い、受講に適したスペックのパソコンがないという場合でも安心して学習できます。
通学制のスクールは校舎が都市部にあることが多いため、地方の郊外に住んでいる人は距離的に通えない場合もあるでしょう。車でないと通えない場合は免許も必要です。
住んでいる地域や交通手段によっては、受講が難しい人もいるでしょう。
また、校舎での学習はスクールの開校時間でないと受講することができないため、オンラインスクールに比べて時間の制約は大きくなります。
移動時間も含めて、一回の受講にまとまった時間が必要です。
校舎まで問題なく通えて、学習環境の整った場所で取り組みたいという人には通学式のスクールがオススメです。
オススメの通学制スクール
キャリアチェンジを支援する・社会人のためのWebクリエイタースクール【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】
デジタルハリウッドは日本全国の校舎を設けるスクールで、Webデザイナーへ転職を目指す多くの人が卒業している実績があります。
LIGは東京に本社を置くWeb制作会社で、中部・関西圏にも支社を置くWeb業界の大手です。
Webデザインスクール大手のデジタルハリウッドとWeb制作会社大手のLIGがタッグを組んだスクールということで、質の高い指導と整った学習環境が約束されています。
こちらのスクールはWeb説明会があり、気軽にスクールの雰囲気をやカリキュラムを確認できるのが良いところです。
スクールの詳細、説明会の申し込みはこちら
職業訓練
職業訓練は、県や地域が再就職支援として開校しています。
カリキュラムの種類は1つ、もしくは2つ程度の場合が多く、自由にコースを選択することはできません。
また、職業訓練は1日の授業時間が朝から夕方までの学校が多く、今までの仕事を辞めた後、転職準備期間に通うという形になります。
職業訓練は、知識や技術を身につけて、安定した就職を目指すという目標を前提にしています。
そのため、多くの場合カリキュラムの中に面接練習や企業実習など再就職のサポートが含まれています。
また、先に紹介したオンラインスクールや通学型のスクールに比べて受講料が安く、訓練校によっては無料で通える場合もあります。
職業訓練期間は通常の学校のように平日の決まった時間に授業があるため、同じ目標を持ったクラスメイトと交流が持てるというメリットもあります。
職業訓練は県や地域の就職支援の活動として開かれている場合が多く、地域によって開催されるコースや学習内容が異なります。
そのため、Webデザインを学べるコースがないということもあるでしょう。
また、入学のためには試験が必要だったり、年3〜4回しか開校時期がないなど、思い立った時にすぐ入学できるわけではない事を覚えておきましょう。
1日の受講時間は多くの場合、通常の高校のように平日の朝〜夕方までの学校がほとんどなので、仕事を辞めて転職の準備期間に通うのがオススメです。
通う期間は3〜4ヶ月ほどと、オンラインスクールや通学制のスクールに比べて短くはないですが、特別長くもありません。
独学
独学は、自分で書籍などを購入してWebデザイナーになるために必要な知識を身につけていきます。
独学で勉強した場合、全くの初心者であれば一通りの知識・スキルを身につけるまでに半年〜1年ほどかかります。
(ただしかかる時間については、1日に使える学習時間に左右されます)
独学の場合、知識やスキルについては基本的に書籍やインターネット上の情報で学ぶため、スクールに比べて学習にかかる費用は圧倒的に抑えられます。
また、決まった時間で組まれているカリキュラムがないため、自分で学習の時間を好きに決められます。
「時間をかけても良いので働きながら自分の時間でじっくり勉強したい」という場合には適しています。
独学は自分で学習時間や教材を選べるというメリットの反面、いくら時間をかけても締め切りがないため、途中で挫折してしまう場合が多いです。
また、スクールや訓練校と違って課題を評価・指摘してくれる人がいないため今の自分のレベルを把握しづらく、時間をかけて勉強したのに転職できるレベルに達していなかったという状況になってしまう可能性があります。
それに加えて、分からないところが出てきた時に質問できる人がおらず、その都度自分で調べて学習を進めなければいけない点も初心者が挫折しやすい要因となっています。
以上がWebデザイナーの知識・スキルを身につけるための主な勉強方法よ。
それぞれでメリットとデメリットがあるんですね。どの方法が自分に合ってるかは、どう判断すれば良いですか?
タイプ別のオススメ勉強法は別の記事で解説しているわ!自分の性格や環境に合った勉強方法を知りたい人は見てみてね!
今日のポイント:まずはスクールを調べてみるべし!
未経験からWebデザイナーへ転職したい!と思うと、やったことのない勉強をすることになります。
どこで勉強したらいいのか、どんなことを勉強するのか、分からないことだらけで不安ですよね。
筆者もそう思っていました。
でも、皆さんと同じくスクールを検討している人、職業訓練を探している人は、みんな初心者です。
なんか不安…コワイ…と思ったら、「とりあえず資料だけでももらってみよう!」という感じで、まずは一歩前に踏み出してみましょう!
いきなり見学に行くのは緊張する…と思う人は、まずはスクールがどんなものかを知るために資料請求してみてね!
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